2015年12月末、3人目を出産しました。
クリスマスから年末までの間に産むという難易度の高い出産ミッションでしたが、見事達成しました。
飽きるほどスクワットをして、すべるほど床を雑巾がけをしたかいがありました。おかげで夫が冬休み中に出産・退院を経て新生児を連れて帰ることができました。
ナイス・セルフ・バースコントロール。
3回目の出産も安産でした。
まず妊娠からして順調。
最終的に7kgの体重増、高血圧なし、尿蛋白なし、浮腫なし、貧血なし、つわり軽し、便秘知らず。だるいとか眠いとかはあったけど、出産直前まで幼稚園への車送迎ができたわけだから、かなり身軽な妊婦だったと思います。あまりにも普通の生活をしていたので、出産報告したら「え?妊娠してたの!?」とそもそも論な返事が来たことも。
陣痛が始まってからも早かった。
規則的な痛みを感じたのが午前0時、病院に行ったのが3時、5時間の陣痛のあと、いきんだのは3回だけ。10分で生まれました。助産師さんから「お母さんが最後まで冷静で、完全に痛みをコントロールされ、私たちも安心して介助させていただきました」とお褒めの言葉をいただくほどの安産っぷり。
3回もの出産をこなし、どれも長時間に及ぶこともなく、事前入院や促進剤や吸引も必要なく、関係者全員が太鼓判を押すほどの安産っぷりを見せた私だからこそ、力強く言いたいことがある。
安産だからって楽なわけじゃないぞ。
特段トラブルのなかった私でさえ、妊娠や出産にはいちいちいちいち不便さ・不快さ・苦痛が伴いました。じゃあもっと多くのトラブルを抱えていた人たちは、どれほど大変だったんだって話ですよ。
妊娠で大変なのは腹がデカくなることだけじゃないぞ!
出産で大変なのは出口が痛いことだけじゃないぞ!
妊娠・出産は経験した人としていない人の間で情報格差がありすぎるぞ!
昔は子供を産んだくらいでエラそうにしている女の人がいると、「そんな犬猫でもやってるようなことで威張らなくても」と思っていたものですが、イヤイヤ、これは本当に大変なことです。一定の敬意があってもおかしくない。
そんなわけで、wakani家に男の子が生まれました。
イオ0歳、どうぞよろしく。