2016年3月7日月曜日

【へたうま】育児に効率性を持ち込み過ぎると失敗する話

活発なあやにとさなさなの上靴は汚い。  

毎週末、さなさながきれいに洗ってくれる。
なかなか落ちなくていつも苦労しているようなので・・・  


よく落ちる洗剤を買ってきて作業を効率化してあげた。 
喜んでくれると思いきや・・・  


漬けておくだけでゴシゴシ洗う必要のない洗剤で、
作業がラクになって喜ぶだろうなと思ったのですが、
思いっきりイマイチな反応でした。


たぶん、さなさなの心境としては、

・最初は上靴洗いなんてめんどうだと思っていた
・やっているうちにどうやった早く落ちるかコツがつかめてきた
・途中で投げ出さずに続けたことが高く評価されている
・なのにKYな母がラクでコツの要らない作業方法を提案してきた
・私のしてきたことって一体?な気持ちになった

こんなところではないかと思います。


これは私がよくやらかす失敗です。

子供っていうのは、大人から見たら非効率で不必要で意味不明な失敗を
ああでもないこうでもないと重ねることで、自分で答えを見つ出す訓練をしています。
親がすべきことは途中で投げ出さないよう軌道修正することと、
やり遂げた時に評価することくらいであって、
間違っても最初から「何やってんのこっちのほうが近道やん」と言ってしまうことは、
子供のモチベーションを著しく低下させるものです。

しょーこりもなくまた同じことをやってしまいました。


世の中のすべては一長一短、トレードオフの関係です。
何かを優先すれば、必ず何かを失います。

スピード社会において効率性の追及は必要不可欠なものですが、
それを安易に育児に持ち込むと損失は計り知れないなと思いました。