目の前にマシュマロ(でなくてもいい大好きなお菓子)を見せて、
「今食べてもいいけど、15分ガマンできたら2つあげる」という課題を与えます。
実験によると、15分待つことを選び実際に達成できた子供は、将来的にも学業成績が良く、対人関係も良好だった、という結果が分かったそうです。自制心が強い子は成功することを証明したということで、わが子を成功させたい親が読むような雑誌やサイトにはよく出てきます。
このマシュマロテスト、チョコレートバージョンでうちの姉妹にやってみました。
◆あやに9歳の場合
◆さなさな7歳の場合
お前らルール無視か!
15分待てなかったどころか、前提を破壊する行動。
社会的成功どころか反社会性勢力に加担する危険性すらある結果です。
だからと言うわけではありませんが、こういうセオリーについては
「あー、なるほどねー」くらいで済ましておくのが良いスタンスかと思います。
セルフコントロールができると将来成功するというのは一定の説得力がありますが、
大人が考えたよくわからないルール上で自制ができるかどうかだけで未来を占うのはちょっと雑かな。それよりもこのテストで待てなかった子をなじる方が将来的に悪影響ありそう。
ルールに疑問を呈した9歳、
妙なテストに惑わされなかった7歳、
成功するかどうかはともかく、面白い子になりそうです。