2017年1月15日日曜日

自制心があれば将来成功する?「マシュマロ・テスト」は本当か?

「マシュマロ・テスト」という有名な行動科学のテストがあります。

目の前にマシュマロ(でなくてもいい大好きなお菓子)を見せて、
「今食べてもいいけど、15分ガマンできたら2つあげる」という課題を与えます。

実験によると、15分待つことを選び実際に達成できた子供は、将来的にも学業成績が良く、対人関係も良好だった、という結果が分かったそうです。自制心が強い子は成功することを証明したということで、わが子を成功させたい親が読むような雑誌やサイトにはよく出てきます。


このマシュマロテスト、チョコレートバージョンでうちの姉妹にやってみました。


◆あやに9歳の場合




◆さなさな7歳の場合




お前らルール無視か!


15分待てなかったどころか、前提を破壊する行動。
社会的成功どころか反社会性勢力に加担する危険性すらある結果です。


だからと言うわけではありませんが、こういうセオリーについては
「あー、なるほどねー」くらいで済ましておくのが良いスタンスかと思います。

セルフコントロールができると将来成功するというのは一定の説得力がありますが、
大人が考えたよくわからないルール上で自制ができるかどうかだけで未来を占うのはちょっと雑かな。それよりもこのテストで待てなかった子をなじる方が将来的に悪影響ありそう。

ルールに疑問を呈した9歳、
妙なテストに惑わされなかった7歳、

成功するかどうかはともかく、面白い子になりそうです。





2017年1月10日火曜日

無能リーダーの下につくか気乗りはしないが自分がリーダーになるか

とある母娘(姉&妹)の会話。


姉「私、あんまり偉い人にはなりたくない」
私「なんで?」

姉「だってみんなの分の責任とか、こわいし」
私「そうだよねー。でもそうすると誰かの下に付くことになるよ」

姉「うん、それがいい」
私「もしさー、自分の上に立つ人が自分よりアホだったらどうする?」

姉「え! Σ( ̄□ ̄|||)」
私「ありえるよー、アンタかしこいし」

姉「それはイヤ・・・。だったら上で頑張って責任取る」
私「うん、頑張れ」


私「さなさなは?」
妹「私も偉い人はイヤー。誰かに付いていく」

私「でもすごいバカかもしんないよ?」
妹「それでも付いていく」

私「さなさなの方がかしこいかも知んないよ?」
妹「だったら余計たすけてあげなくちゃ
私「(´;ω;`)ブワッ」



自分の好みや向き・不向きを子供のころから意識することはとても大事で、
「こんな場合はどうする?」といった質問をよくするようにしています。
それに対する答えが楽しくて、「だったらどうするトーク」は盛り上がります。

子供は成長とともに好みも能力も変わっていくので、
どんな答えが正解とかはなく、一貫性がなくてもかまいません。

バカの部下になるか vs 自分がリーダーになるかトークも楽しかったなー。

願わくば、
姉が、付いていくにふさわしい人格と能力を備えた人に出会いますように。
妹が、どうしようもないバカに尽くすだけの女になったりしませんように。


2017年1月7日土曜日

あけましておめでとうございます。


新年あけましておめでとうございます。
今年も途切れ途切れで更新しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

今年は酉年ということで、
どいつもこいつも「飛躍の年」とか言ってて嫌ですね。
皆が空を飛ぶと衝突のおそれがあるので、
こういう時ほど地に足をつけて、いっそ地中に潜って頑張るですよ。

普段は3児の母として虐げられつつも
金融ライターとして口を糊しております。
要領の悪さから忙しくなるばかりで収入面に不満アリですが、
ニワトリらしく卵をほおばりつつ微々たる前進をめざします。

皆様にとって良い年になりますようにと
心にもない言葉を持ちまして
新年のご挨拶とさせていただきます。