2015年5月21日木曜日

たくさん子供がいれば誰かが不幸になる現実



そこに30人の子供がいるとすると、
そのうち何人が将来幸せになって、
何人が不幸になるのでしょう?


たくさんの子供が楽しそうに遊ぶ風景をみると、どうしてもそんなことを考えてしまいます。


子供がたくさんいるってことは、いろんな未来があるってこと。
未来には、幸福な未来あれば、不幸な未来もある。


みんながハッピーになるなんてことはどうしたってあり得ないのだから、
まとまった人数の子供がそこにいるということは、
その中に将来とてつもなくひどい目にある子も絶対に含まれるということです。



悲惨ないじめにあったり、事故で大けがをしたり、誰とも仲良くできなかったり、ひどく困窮したり、パートナーから暴力を受けたり、薬が手放せないほど心が不安定になったりするかも知れない。周囲から虐げられ、何もしてもうまくいかず、生まれてきたことに何の価値も見いだせないまま、最悪の場合死んじゃったりもするのだ。

どんなに親ががんばっても、この世は誰もが幸福に生きていけるようにはできていなくて、ホントこればっかりはどうしようもない。


たくさんの子供の面倒を見ている先生や保育士さんは、怖くなったりすることがないのだろうか?
自分が世話をした子供の中には必ず不幸になる子がいるってこと。

どうして子供を持つ母親は自分の子供の幸せをああも無条件に信じていられるのだろうか?
自分の子供にかぎって不幸にならない保証なんてどこにもないのに。


私はずっと子供を持つことに強い抵抗があったのだが、いま思えばこういう理由だったのだと思う。
まあ3人も産んどいて今さら何だって話ですが。






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